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クレオパトラに愛用されたダマスクローズ
香水や化粧品の材料として珍重されるダマスクローズはクレオパトラや王族に愛用されたと言われます。
紀元前12世紀ごろ、ペルシア(イラン)あたりで宗教儀式として、バラ水が用いられたことがはじまりとされます。またギリシアでも同時期に、体に塗る香りづけにバラが使われました。
宗教や生活様式が広まるにつれ、バラ栽培も拡大し、紀元前3、4世紀にエジプトでも栽培されたようです。
「香りの女王」といわれるダマスクローズは、歴史的に人々を魅了してきた歴史があります。
とくに、古代ローマなど歴代皇帝や貴族たちに独占的に愛好されたことは大きく、皇帝・貴族の需要をまかなうために莫大な量が栽培されてきました。宴や集会所だけでなく館全体を埋め尽くしたことも。
キリスト教がローマの国教になったとき、バラを聖母マリアの花とし神聖視しました。
しかしながら、感性を自由奔放に開花させる芳醇な香りを恐れたキリスト教会は、香料としての使用を禁止したこともありましたが、「聖性の香り」として復活しました。
世界的香料ダマスクローズ
日本初のオーガニックJAS栽培に成功
ダマスクローズはペルシアンローズともいい、ケンティフォリアなどとともに古くから栽培されるオールドローズに分類されます。
同じくオールドローズに分類されるローザ・モスカータ(ムスク)、ローザ・フェニキアとローザ・ガリカが自然交配によって、ダマスクローズが生み出されたと推定されています。
バラ水づくりに栽培された品種は、ダマスクローズとケンティフォリアといわれ、現在でもダマスクローズが世界的に香料用として使われています。
豊かな香りを放つガリカ、ムスクを親として生み出されたダマスクは、バラの香りを象徴しており、バラの女王にふさわしく、古くから栽培されています。
特にブルガリア産は有名で日本にも多く輸入されていますが、平成24年、ダマスクの風では有機無農薬栽培を始め、翌年JAS認定を受けました。
有機無農薬ダマスクローズを使用した
化粧品、食品開発が可能に
ダマスクの風で栽培された無農薬のダマスクローズを使って、化粧品が開発されました。
ダマスクローズのほとんどはブルガリアからの輸入品。国内産無農薬ダマスクローズを使用したものは大変珍しく、美容、健康、食品業界から注目されています。
「香りの女王」と呼ばれるダマスクローズは古くから「愛」と「清純さ」の象徴として愛されてきました。
バラの香りは、生理的には自律神経機能調節に効果があります。女性としての肯定やセクシャリティーの回復として用いられています。
当園の有機無農薬ダマスクローズを使用して、女性の心と体に役立つ化粧品や食品の開発をご提案いたします。

ローズウォーターの蒸留抽出

naruoのダマスクローズ化粧品

ダマスクの風のローズウォーター
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